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表粋会活動 11月27日 [活動報告]

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本日講習部の屏風の下張り、骨縛り(骨紙)作業でした。



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下張りも紙を縦横に張った方が強度的に良いという話で、縦にとります。




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紙を継いでやります。前回と同じ技術です。




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鑿を使い内側の段差を丁寧に取ってやります。この時、組子のバリなども取ります。この骨にはほとんどありませんが。



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継ぎ手を乾燥させるため放置しました。



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骨を囲んで、講習部主導の座談会です。寄子、隅皺、対角線の距離、袋の掛け方、袋の大きさ、力の分散、蓑と袋の役割、上袋と下袋の枚数、反りベタを框にかける。等、大変興味深い話が今回もなされました。




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先ほど継いだ下張りの用の紙に軽く湿りを入れます。




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骨に糊をつけます。この時の糊は濃い目です。組子と框の接合部をよくつけてください。




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張った後、小刀で余分を切り落とします。よく切れるように砥いでおいてください。切れないと繊維がひっかっかってしまいます。




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組子と框の接合部に段差がある場合、爪で密着させます。




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両面張っていきます。




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骨縛り(骨紙)の作業が終わりました。ねじれないように壁面に平行に立てかけ乾燥させます。


次回は漉き止めベタと蓑の予定となっております。




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