表粋会活動 平成24年 1月29日 [活動報告]
1月29日(日曜日)
於・平井邸(滑川町)
参加・平井、稲崎、高橋、勝村、野口、野口(麻)、金子、坂本、神山、神山(晴)、阿部(崇)、石井、小宮山、関根、関口、石塚(敬称略)
平井邸の庭先をお借りしまして。大寒糊炊き会を行いました。隔年の開催ながら、いつも場所をご提供くださいます、平井さんにはこの場をお借りしましてお礼を申し上げます。
本日も快晴で放射冷却、吹き抜ける風は冷たいです。
完全防寒で糊炊きとなります。生正麩のため濃度の確認のために試し煮です。まずは正麩1:水1。
少し濃いようですので、正麩1:水1.5としました。
計量カップで量ります。甕の容量が9ℓなので、600mlの計量カップで、正麩6:水9となります。ゴミが入らないように、濾してください。
かまどが三カ所設置されていますので、3チームに分かれて炊きます。こちらはチームinazaki。
こちらは一番日照的に不利なチームhirai。
じゃんけんで勝って日当たりの良い場所をゲットしたチームkatsumura。
三十分位焦がさぬ様に休み無くかき混ぜます。大分良い感じで出来てきました。
熱いうちに甕に移します。火傷に気をつけて。今回これを十六甕炊きました。
糊は粘度が高いためかき混ぜるための棒を支持するための脚立がかまどの上に設置されております。
これが糊の元、生正麩です。これを水に溶いて、一晩置いて沈殿したところを上澄みを捨て、また水を加え攪拌し沈殿したところ上澄みを捨て、一週間ぐらい繰り返すと今回煮ることができる糊の元となります。下準備は平井さんがやって下さいました。感謝。
糊が炊き終わったので、平井特製パスタを釜で茹でます。トマトソースが絶品。
皆で昼食です。パスタにバゲット、チーズ、運転の無い人はワイン! ほぼイタリア! ビバ・ヒラーイ! ご馳走さまでした。昼食の後は、前年の活動報告と会計報告を行いました。食後は屏風の作業を行います。本日の予定は蓑押さえとなっております。文字通り、前回やりました蓑を押さえるという工程です。
下張りの反故からのインクの滲み止めのための定着剤をスプレーをしました。
二三判の美濃紙を裁てます。1/4が4枚と1/8が2枚で一面分です。
糊は薄いものと、やや濃いものを用意してあります。
薄い糊を全面にその後、濃い糊を全面に塗布します。初めから濃い糊をつけるよりも作業がしやすいとのことです。
皺にならないように張って行きます。上から派と、下から派があるようです。
途中参加の関口さんも張ります。
みんなで張って、乾かせば蓑押さえ完成です。次回は、いよいよ削りと羽つけです。
平井さんの古糊です。2年目くらいなのでまだ甕の上の方まであります。表面のカビと水を捨てて、新しい水を入れて来年まで蓋をして目張りして冷暗所に保存いたします。
平井さんの古糊、ヴィンテージもののようで大分小さくなっています。
於・平井邸(滑川町)
参加・平井、稲崎、高橋、勝村、野口、野口(麻)、金子、坂本、神山、神山(晴)、阿部(崇)、石井、小宮山、関根、関口、石塚(敬称略)
平井邸の庭先をお借りしまして。大寒糊炊き会を行いました。隔年の開催ながら、いつも場所をご提供くださいます、平井さんにはこの場をお借りしましてお礼を申し上げます。
本日も快晴で放射冷却、吹き抜ける風は冷たいです。
完全防寒で糊炊きとなります。生正麩のため濃度の確認のために試し煮です。まずは正麩1:水1。
少し濃いようですので、正麩1:水1.5としました。
計量カップで量ります。甕の容量が9ℓなので、600mlの計量カップで、正麩6:水9となります。ゴミが入らないように、濾してください。
かまどが三カ所設置されていますので、3チームに分かれて炊きます。こちらはチームinazaki。
こちらは一番日照的に不利なチームhirai。
じゃんけんで勝って日当たりの良い場所をゲットしたチームkatsumura。
三十分位焦がさぬ様に休み無くかき混ぜます。大分良い感じで出来てきました。
熱いうちに甕に移します。火傷に気をつけて。今回これを十六甕炊きました。
糊は粘度が高いためかき混ぜるための棒を支持するための脚立がかまどの上に設置されております。
これが糊の元、生正麩です。これを水に溶いて、一晩置いて沈殿したところを上澄みを捨て、また水を加え攪拌し沈殿したところ上澄みを捨て、一週間ぐらい繰り返すと今回煮ることができる糊の元となります。下準備は平井さんがやって下さいました。感謝。
糊が炊き終わったので、平井特製パスタを釜で茹でます。トマトソースが絶品。
皆で昼食です。パスタにバゲット、チーズ、運転の無い人はワイン! ほぼイタリア! ビバ・ヒラーイ! ご馳走さまでした。昼食の後は、前年の活動報告と会計報告を行いました。食後は屏風の作業を行います。本日の予定は蓑押さえとなっております。文字通り、前回やりました蓑を押さえるという工程です。
下張りの反故からのインクの滲み止めのための定着剤をスプレーをしました。
二三判の美濃紙を裁てます。1/4が4枚と1/8が2枚で一面分です。
糊は薄いものと、やや濃いものを用意してあります。
薄い糊を全面にその後、濃い糊を全面に塗布します。初めから濃い糊をつけるよりも作業がしやすいとのことです。
皺にならないように張って行きます。上から派と、下から派があるようです。
途中参加の関口さんも張ります。
みんなで張って、乾かせば蓑押さえ完成です。次回は、いよいよ削りと羽つけです。
平井さんの古糊です。2年目くらいなのでまだ甕の上の方まであります。表面のカビと水を捨てて、新しい水を入れて来年まで蓋をして目張りして冷暗所に保存いたします。
平井さんの古糊、ヴィンテージもののようで大分小さくなっています。
2012-01-30 21:52
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