SSブログ

表粋会活動 平成29年1月29日 [活動報告]

平成29年1月29日(日)


講習部企画「画帖・手鑑の講習」の第5回目最終回です。
今回は表紙を付けて仕上げます。

表紙用のボール紙は今回は黄ボール紙2㎜です。製本材料から購入しました。

台紙よりも気持ち大きめに切ります。裂の厚みが出てくるので、五厘程度大きければ良いでしょう。裂を張る側の紙の角を鉋とヤスリを使って取ってやります。取り過ぎると薄くなって弱くなってしまうので、1/2は残すようにします。

DSCN5369_R.JPG

DSCN5373_R.JPG

表紙の大きさの綿と一回り小さい綿を重ねてやります。今回は薄くのばしてある綿を使用しました。

DSCN5371_R.JPG

DSCN5372_R.JPG

裂を裏側に巻き込む分大きく取ります。三分から四分くらい。



表紙の裂の巻き方。
和綴じの本の表紙も同じように張ってある。

DSCN5379_R.JPG

角を45度になるように折って張る。この時、ボール紙の角いっぱいではなく裂の厚み分だけ余裕を持たせる。

DSCN5380_R.JPG

DSCN5381_R.JPG

両方から折り込んでやる。この方法だと角を切らないので角からほつれることがない。


DSCN5383_R.JPG

表からみたところ。

DSCN5378_R.JPG

表紙を台紙に張り付ければ完成。裂の上なのでボンドを入れる。重しを載せておく。
丁番側は表紙を面にしておく、出ないと開いた時に壊してしまう。丁番側以外の3方が少しだけ台紙よりも大きくなるようにする。







DSCN5376_R.JPG

ボール紙の角を取ったところ。




以上で手鑑の講習は終わりました。海津先生ご指導ありがとうございました。

みんなそれぞれ、素敵な手鏡が出来上がりました。



後半は、総会を行いました。
新旧幹事役員の引継ぎが行われました。




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。