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表粋会活動 平成29年5月14日 [活動報告]

平成29年5月14日(日)

上野の作品展に向けての表具作業をしました。


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文化協会の作品展19日搬入なので、仕上げの作業となっていますね。

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表粋会活動 平成29年5月7日 [活動報告]

平成29年5月7日(日)

表具技術相談会2回目

上野の作品展に向けての表具作業をしました。
今回は表具技術相談会としまして、
表粋会に入って日が浅い会員が
熟練の表粋会の会員に相談できるという会になってます。

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表粋会活動 平成29年4月23日 [活動報告]

平成29年4月23日(日)


上野の作品展に向けての表具作業をしました。

それと、
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額等の柄出しについての講義を
海津先生がいらっしゃってして下さいました。


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表粋会活動 平成29年4月2日 [活動報告]

平成29年4月2日(日)

表具技術相談会1回目

上野の作品展に向けての表具作業をしました。
今回は表具技術相談会としまして、
表粋会に入って日が浅い会員が
熟練の表粋会の会員に相談できるという会になってます。

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石井さん、勝村さん、平井さんが相談員としていらしてくださいました。

ありがとうございました。





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表粋会活動 平成29年3月26日 [活動報告]

平成29年3月26日(日)

上野の作品展に向けての表具作業をしました。

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打刷毛は騒音の関係で教室ではできないので、桜井さんに作業台をお借りしてやってます。

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上野までもう少し頑張りましょう。

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表粋会活動 平成29年2月26日 [活動報告]

平成29年2月26日(日)

上野の作品展に向けての表具作業をしました。

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奥にいるのは泥棒ではありません、田村さんです。


夜は手鏡の講習会の謝恩会を渋谷にて行いました。

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技能グランプリ 平成29年2月11日、12日 [活動報告]

平成29年2月11日(土)12日(日)

第29回技能グランプリが静岡県・ツインメッセ静岡にて開催されました。

表粋会から表具の東京都代表で金子さんと関口さんが出場されました。

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二日間で、屏風を仕上げるという過酷な競技に果敢に挑む二人。

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あせらずに頑張れ!

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今回惜しくも入賞を逃しましたが、次回は必ず入賞してくれると信じています。


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表粋会活動 平成29年1月29日 [活動報告]

平成29年1月29日(日)


講習部企画「画帖・手鑑の講習」の第5回目最終回です。
今回は表紙を付けて仕上げます。

表紙用のボール紙は今回は黄ボール紙2㎜です。製本材料から購入しました。

台紙よりも気持ち大きめに切ります。裂の厚みが出てくるので、五厘程度大きければ良いでしょう。裂を張る側の紙の角を鉋とヤスリを使って取ってやります。取り過ぎると薄くなって弱くなってしまうので、1/2は残すようにします。

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表紙の大きさの綿と一回り小さい綿を重ねてやります。今回は薄くのばしてある綿を使用しました。

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裂を裏側に巻き込む分大きく取ります。三分から四分くらい。



表紙の裂の巻き方。
和綴じの本の表紙も同じように張ってある。

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角を45度になるように折って張る。この時、ボール紙の角いっぱいではなく裂の厚み分だけ余裕を持たせる。

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両方から折り込んでやる。この方法だと角を切らないので角からほつれることがない。


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表からみたところ。

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表紙を台紙に張り付ければ完成。裂の上なのでボンドを入れる。重しを載せておく。
丁番側は表紙を面にしておく、出ないと開いた時に壊してしまう。丁番側以外の3方が少しだけ台紙よりも大きくなるようにする。







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ボール紙の角を取ったところ。




以上で手鑑の講習は終わりました。海津先生ご指導ありがとうございました。

みんなそれぞれ、素敵な手鏡が出来上がりました。



後半は、総会を行いました。
新旧幹事役員の引継ぎが行われました。




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表粋会活動 平成29年1月9日 [活動報告]

平成29年1月9日(月・祝)


講習部企画「画帖・手鑑の講習」の第4回目です。
今回は羽根付けと縁付けです。

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断裁済みの画帖の一枚ずつに四周に二分でぐるっと、線を引きます。この線に沿って羽根や椽を張ってやれば良いわけです。順番や方向がばらばらにならないようにしてください。上や下に合印を付けてしまうと良いでしょう。


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断裁済みの画帖の台紙二枚をまずは谷折りになる方から張っていきます。二枚の高さを良く合わせて、間に裏を打った染紙を二枚張り合わせたものを挟みます。折りたたんだ時に丁度二枚分内側になるからです。重りと定規で台紙を固定したら、挟み物を取って、羽根丁番をはります。この羽根丁番の裁断寸法は2分+羽根の厚さ二枚分+2分で、4分2厘くらいで裁ちました。

糊はためすぎてはみだすことのないように、またかすれてもいないように付けてください。


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折りたたんだとき内側になる方から張っていきます。当て紙をして良く撫でつけて下さい。完全に乾くまでおいて下さい。二組づつ先に張りましょう。

完全に乾いたら、折りたたんで外側を張りくるみます。
裁断幅は2分+台紙二枚分+羽根紙二枚分+2分です。

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折りたたんで。

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線に合わせて真っ直ぐ張って下さい、台紙のエッジが重要なので、角が丸くなったり膨らんだりしないように注意して張って下さい。当て紙を当ててよく撫ぜて下さい。角ベラで擦ってやっても良いでしょう。

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上下の椽は留になるようにハサミで切ってやると見た目も綺麗に収まります。



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みんな真剣に作業をしています。表粋会は表具のプロ集団なので、全部言わなくても皆さんそれぞれがやってくださいます。


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表紙に使う裂の裏打ち、台紙をつなげてくることと上下の縁を付けることが宿題になっております。そこまでできていれば、次回は完成です。



次回、1月29日、表紙付け、仕上げ・完成の予定となっております。

どうぞよろしくお願いいたします。

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表粋会活動 平成28年11月27日 [活動報告]

平成28年11月27日(日)


講習部企画「画帖・手鑑の講習」の第3回目です。
今回は羽根用の染紙の礬水引きと裏打ちです。

礬水を作ることから始めます。


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三千本膠と生ミョウバンを使います。ネットの画材屋さんで購入。


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グラムを計っておきます。後で計算が必要になるので。



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タオル等でくるんで玄翁等で叩いて砕きます。そのまま叩くと飛び散ってしまい作業場が膠だらけ踏むと痛いことになります。手拭いの方がパイルに入らなくて良いですね。紙だと破けることもあります。


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砕いたものを一晩水に浸けて溶かしやすくします。


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基本的な礬水にするには18gの三千本膠に1Lの水、0.5gの明礬。
11gの膠には610MLの水、0.3gの明礬。という計算になります。

湯せんで温度に注意しながらよく溶かして下さい。
50℃以上になると膠質が変質してしまうので、温度計で温度を確認してください。


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染紙に礬水刷毛で礬水を引いていきます。ムラにならないように一気に刷毛を持っていきます。
染紙に礬水を引くわけは、手鑑をめくるときなどに手で触れるところが毛羽立たないように、紙の表面をコーティングしてやるという意味があるようです。

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絵の具用膠水の割り合は礬水に比べて絵の具を定着させるために濃いことが判ると思います。


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稲﨑さん包丁での裁断の実演。昔は紙切包丁で裁ったらしいですけど、ちょっとでもズレるといけないので、難しいです。
カッターだと刃が内側に入っていってしまうので、真っ直ぐ垂直に裁つというのが難しいので、包丁ということになります。揃えて紙テープでとめたまま裁つと良いでしょう。






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染紙を乾かして、裏を打って張り込みました。今回裏はロールの肌裏の中肉です。厚過ぎずかと言って薄いと弱くなってしまいますので、ちょうどいい感じで選んで下さい。
羽根用の紙について、先生は薬包紙や柿渋引きの紙が良いと仰っていましたが、今回手に入らなかったので染紙に礬水を引くことになりました。



皆は断裁作業に出します。

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周りの耳をあらかじめ落としておきます。キレイにそろえて一番上にボール紙を当てて断裁するときに上が傷にならないようにカバーします。

板橋にあります、東京製本高等技術専門校にて断裁をお願いしました。
http://www.tokyo-seihon.or.jp/school/

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年末の忙しい時期にも関わらず引き受けて下さり、ありがとうございました。



次回、1月9日、いよいよ羽根くるみ・縁付けの予定となっております。

どうぞよろしくお願いいたします。

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